小西克哉 政治評論家

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政治を身近なモノにするためにラジオ番組などで積極的に政治を取り上げ、わかりやすく伝えてきた方がいます。その人こそ小西克哉さんです。1954年4月29日生まれ、65歳の小西克哉さんは大阪府の出身です。小学生のころから趣味で語学を勉強してきたという小西さんは、高校時代に留学、その後、東京外国語大学に入り、学生時代から通訳の仕事を行います。通訳として活動を行い、東京外国語大学大学院で修士課程を修了すると、1984年、テレビ朝日の番組CNNデイウォッチの司会に抜擢されます。その後、1989年に放送を開始したサンデープロジェクトでは初代司会者に抜擢、国内国外の政治問題を取り上げていきます。


CNNデイウォッチ終了後はラジオに活動をシフト、TBSラジオ荒川強啓デイキャッチのコメンテーターを務めると、2001年から様々な話題を取り上げる番組、ストリームがスタート、様々な話題を面白おかしく分かりやすく伝え、政治に関してもそれは同じでした。ストリームが終了後は再びデイキャッチのコメンテーターとなり、都合20年以上レギュラーを持ち続けました。最近は地元関西の番組に出演する機会が増えた他、インターネットの番組に出演するようになっています。また語学を活かし、大学の客員教授を務めるなど、幅広い活動が特徴です。


政治部記者だったわけではなく、いわゆるキャスターとして政治に接してきた小西さん。そのため、どちらかといえば一般の国民と同じ目線で政治に関するニュースに触れており、国民なら誰もが抱くであろう疑問を持ち、それを専門家に問うような形をとっています。政治のイデオロギーを色濃く押し付けるようなことはなく、いわゆるノンポリとして様々な事象を考えるような形になっています。時に政治に対する言葉が軽くなっているケースもありますが、国民と同じ目線で政治を考える場を作りだしており、むしろこの方が受け入れられやすいため、ある意味では小西さんの功績と言えるでしょう。


海外の政治など幅広く政治に触れられる小西さん、現状は大阪が中心となっており、東京で見かける機会は減っています。ただインターネットメディアに出演するなどもはや東京や大阪などは関係なく見ることができるので、今後も小西さんの活躍をテレビやネットを通じてみることになるでしょう。